<通塾なし>コースについて

※ 以下、2016年7月27日更新の情報です。

  今後、文章をよりわかりやすくまとめた際に、更新を随時行っていきます。

 当塾は、英語・国語(日本語)をメインに語学教育を行う塾という位置づけから、普段は「書く」「読む」を中心に指導し、家庭学習でも手と頭・目を動かして「思考力を鍛える」指導を語学力でも活かして行なっています。話す・聴くといった、英会話でよくある指導では、正直中学生になってから苦労するのが目に見えている、というのが、25年近く英語を指導してきた経験からみた事実です。

 その経験をふまえ、敢えて「話す・聴く」は生徒からの質問があればもちろん答えますが、指導者としてはわざわざ学校で時間をかけてこれらの指導を行なっていることもあり、「塾・家庭では、とにかく”手”で書き、”目”で見て、”頭”で考えて、語学力をつけていきましょう」というのが当塾のスタンスです。

 

 このような指導を当塾で1年間行った結果(2014年12月~2015年11月)、小学5年生のある女の子は、入塾当初の小4時に小2レベルの読解力・漢字筆記力でしたが、一年後に見事、小学5先生標準レベルの問題集なら楽々答えを自ら導き出せるようになりました。教える側のヒントなしで、自分で解ける力を短期間で身につけられた生徒の成長を目撃出来たことは、教育者として改めて嬉しい驚きでした。

 

 また、この時に生徒から教えてもらったことは、「学校の成績が上がることが、いかに生徒のモチベーションアップにつながるか」ということ。小学生であっても、数字で「5,4,3,2,1」でなくても「◎、〇、△」の記号でも、△が減って◎・〇が増えると嬉しいものなんですね。

 

 もうひとつ、この生徒から学んだことは、「文字(漢字・カタカナ・ひらがな)が正しく書けるようになり、書き順も改善され、字の外観も美しくなってくると、他の教科も成績が上がる」ということ。小学生の子で、英語がまだ義務教育化されていない(2015年時点)ために英語は除きますが、国語・算数中心で今年の一学期を指導していたところ、この二教科はもちろんのこと、理科・社会という「知識を身につけ、正しい単語を覚えて書ければ良い」教科もアップし、「力を入れず、家庭教育のアドバイス・宿題の出し方を工夫しただけで、理科・社会も成績がアップする」ということが立証されました。

 

 そこで、2016年からの指導コースに<通塾なし>というコースを設置することにして、英語・国語の指導を中心とする軸を変えずに、小学生2教科・中学生3教科(英語・国語以外の科目全て)も学習アドバイス・サポートすることに決めました。通塾する必要がないので、どうやって指導するか?と疑問が出ると思いますので、以下、イメージしていただけるように簡潔にご説明します。

 

 「通塾なしコース」では、家庭学習のカリキュラムを塾と保護者・生徒本人の三者で初回に相談し合って決定します。「通塾しなくても、自学自習で勉強を進められるように」という趣旨で塾がスケジュールを組みますが、途中でお子様の家庭学習の進み具合をチェック、お子様から質問等が出た際にはスカイプ・携帯でお子様と話し合います。

 

 なお保護者様へは、スカイプや電話・メール(または直接来塾)でのやりとりで、お子様の学習状況を月一回お伝えします。その時にお困りごと等があれば、御相談(スカイプ・メールを中心に、電話も可)に乗りますのでご利用下さい。

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