楽しいテスト

以下、Quiz教育についての紹介です:

 

①  「テスト」は「ベスト」?

②  Quizという名の「楽しい小テスト」!

③  Quiz実施の背景

 

 

 

<「テスト」は「ベスト」?>

 

テストは様々なレベル・方法があり、

「テスト」以外に「入試・資格取得のための試験(問題)」もあり、

総合的に「テスト」とここでは呼ぶこととします。

例えば、テストを広義で捉えるなら

小中学校での小テストや高校・大学入試もあれば、

TOEIC等の資格試験もあります。

 

それでは、この「テスト」という存在は

学習する側に立った場合、

教育的にみて学力向上面で受ける意義があるでしょうか。

 

各種の試験で好結果を残す努力を教えるために、

教育上、テストはとても重要だと考えられます。

また、教える立場からの経験から申し上げますと、

現状の学力を知る意味で「テストはベスト」なのです。

 

ただし、この重要性を生徒側からすると

なかなか理解しづらい様子で、

テストを実施する本来の意味を教えることがいかに難しいか

教師経験から痛感したことが幾度もありました。

 

「テストがとにかくイヤだ」という言動は、

特に思春期の中学生が顕著でした。

「先生から強制される」と思うから、でしょう。

そして、「自分が出来ない事実が点数化される」事と、

結果が悪い場合には親から言われる注意が

心で受け止められないのでしょう。

 

「テストはイヤなもの」

精神面での壁が立ちはだかっている現実が

目に見えてわかる時・・・

 

いくらことばで「テストだと思わずに、緊張しなくていいよ」

と気持ちを和らげようと生徒に語りかけても、

なかなか心には届きません。

 

「先生には、わからない」という態度で接する子、

無言で抵抗できないかのごとく「従う」子 etc.

 

いろいろな反応から学んだことは、

「テストで点数が上がる事実を実感してもらう事で、

学び・人生等の”自分の成長や励み”になれば、

テストを受ける本来の意義が伝わるのではないか、と。

 

そのために、テストを受ける事自体を楽しめるしくみ・しかけを

「Quiz」という名の、小テスト形式”思考力チェック”で表すことに決め、

当塾では極力「テスト」ということばを使わず

代わりに「Quiz」という名称を採用することにしました。

 

 

<Quizという名の「楽しい小テスト」!


テスト、好きですか? 

 

たいていの人は、「嫌い」でしょう。

それは、恐らく小学生の頃

テストでイヤな経験をした思い出があるから、でしょう。

 

「点数が取れなくて、親に責められた」

「親から毎回のように、ミスをうるさく言われた」等々

 

子ども本人が他の子と比べたり、

親が「もっともっと」と高得点を期待するあまり

テスト嫌いになってしまい、中学生になるとさらに・・・。

 

そんな「テスト」のネガティブな暗いイメージとは逆に、

小学生の頃から、こんなふうに思える考え方が身についたら

どうでしょうか?

 

「テストは自分の間違いを見つけ、次にもっと高い点を取るチャンス」

 

小学生のうちから、「テストは楽しいイベント」と捉えて勉強の励みにし、

中学生になってから、定期テストに取り組めるようになれば、最高です!

 

厳しい「成績を出すためのテスト」は学校だけで十分かと。

塾に来てまで、イヤな気分で問題を解いていても

実力が上がらず、勉強嫌いになってしまっても・・・

親子ともに、それは幸せではありませんよね。

 

楽しい中にも、実際に学校の試験でも役立つ形で

「今のレベル・チェック」をするために

当塾は「小テスト」ならぬ「Quiz」をします!

将来の夢を叶える目的が第一、当塾の「Quiz」は

学校や一般的な塾・教室の「小テスト」とは異なります!

 

”クイズ”は、英語の「Quiz」の意味もあります。

日本語では「クイズ」というと、楽しい「なぞなぞ」のイメージですが

英語では「小テスト」という意味があります。

 

私自身、アメリカの大学で学部留学をしていたのですが、

最初「Quizをする」と言われた時には、楽しい何かをすると勘違いした

苦い思い出があります(笑)。

 

何はともあれ

当塾では「楽しく、未来に役立つ”小テスト”」として

「Quiz」を行います。

これは英語の授業だけでなく、国語の漢字テストも同じ!

イヤなテストでなく、楽しいQuizなら

言葉を覚える事も苦痛ではなくなるでしょう。

 

ちなみに、Quizは楽しさ満載のイベントですので

集めてもらえる「ポイント制」です。

何がもらえるか?・・・どうぞ、お楽しみに!

 

 

<Quiz実施の背景

 

ところで、現在の公立中学では特に顕著ですが

学校の定期テストでの点数を左右する原因となっている

「文字を書く力」を、ご存知でしょうか?

 

国語の漢字は

小学生からの筆記練習をノートで時間をかけているせいか

汚い字や読みづらい字、誤字脱字でマイナスされても

「字が全く覚えられない」というのは、

言語能力の障がい者でない限り、まずありません。

 

ただし、英語の単語・文章については

今「書けない子」が増えている現象を、ご存知でしょうか。

 

他教科で平均以上の点数が取れる、決して「出来ない子」ではないのに

英語だけが×ばかりで、点数が上がらない。

 

それは、現在の中学・高校の学校英語が

昔の文法重視の教育でなく、会話重視の教育になっており

教える側が「話す練習」ばかりに力を入れた授業をしている事が

原因の一つです。

 

とにかく、驚くほど「書かせない」教育になっており、

さらに文法知識をしっかり教えず、「考えさせない」のが

公立中学に多い、学校英語クラスの現状としてあります。

 

黒板に書いて説明されずに「発音練習ばかり」。

さらに「文法説明ぬき」「日本語訳なし」で授業が進み、

それを補うためか、先生が作ったプリントを授業中に配って

「これで自分で勉強しておいて」で終わり。

 

「ゆとり教育」廃止後、週に5回と英語の授業回数が増えた

にもかかわらず、教科書の必須単語がて長文化したせいか

発音重視で、その他は学校では詳しく教えられません。

とある中学の先生は、文法説明をしない理由について

「学習塾で教えられるでしょう?」と生徒に言ったとか。

 

このような例は「学校英語のゆがみ」の一部ですが、

現実として「書いたり、考えたりする時間を短縮する」教育が

プリント配布にとって代わり、

「単語が書けない・覚えられない生徒」増加につながっています。

 

そこに気づかずに、やみくもに「発音練習」ばかりをしても

外国語である英語は、そう簡単に他教科のように

「文字で重要語を読めて、書けて、理解も出来ている」まで達しません。

やはり、書く練習量が不足していると、重要語句が覚えられず、

小テストや定期テストで点が取れず、

長文読解の問題を解く実力にも結びつきません。


それでは、「書けるようになるためにはどうするか?」

 

当塾では、英語の授業については

漢字練習のような、「やみくもに何度も練習ノートに書かせる」でなく

「覚えるコツを教え、各個人に合った回数で練習して”クイズ”」

という方法で指導をします。

 

ちなみに、「Quiz」という呼び方だけでなく、

小テストを、さらには「スラスラの文字教育」で

書く練習を楽しく役立つものにするため、

当塾は「書くことを楽しくする」教室環境を整えています。

 

(続きは「教室環境」をクリック!)