「意見文」を書きましょう!!

<感想文 vs 意見文

 

読書感想文を宿題サポートとしてはお手伝いしますが、

当塾の「作文」クラスでは

感想文を生徒に書かせることはしません。

 

代わりに、新聞・テレビ・インターネットなどのニュースや

そこで見聞きできる情報をもとに、自分の考えや意見を書く

「意見文」の指導をするためです。

 

高校生の「小論文」に近いかもしれませんが、

「思ったり感じたこと」といった主観ではない

「考えを述べること」という客観的な視点で文章を書く練習をします。

 

プレ小の「プレゼンテーション」「ディスカッション」は

よくインターナショナル・スクールで英語を話す目的で行われるようですが

当塾は「日本語でも可能」である事と、国語力を身につける趣旨からも

「まずは日本語で発表したり、議論する」ことから始めます。

文字が書けなくても、話すことならできる

プレ小の生徒ならではの「ことば教育」になると自負しています。

 

小学生からは、自分の意見を「書く」ことによって

漢字や熟語を国語の教科書からだけでなく

「意見文を書くことによって、自分発信の内容で

 自由に日本語の言葉を使って、自己表現する」指導をします。

 

「寺子屋式の教室レイアウト」も作文に向くスタイルです。

 

必要に応じて、生徒同士が相談し合ったり

アイデアを出し合ったり、話し合いがしやすいように

つくえ・イスの移動が可能になっています。

さらに、学習塾の堅い授業のように、

決まった授業時間内に「黙って書かせる」ような形ではなく、

「自由に和気あいあい」と言いながら書く練習を

生徒がそれぞれ自分のペースで行う形式です。

 

他の生徒さんや先生・家族と自由に話し合うことによって

自分の意見を述べたり、作文を書いたりする中で

子どもの発言や意見を認める・・・

欧米諸国で発表が上手な生徒が多いのは、

国柄でも才能でもありません。

 

日本の学校や家庭では、子どもの頃から

自分の意見や考えを発表する場が少なく、

論理的にシンプルな方法が教えられず、

そのまま大人へと成長してしまうからです。

 

私が私立高校で小論文を教えていた時のこと。

 

高校生が小論文で苦労する姿をよく見かけましたが、

誤字脱字・表現の間違い以前に、彼らが困っていたのは

「具体的に、何をどう書いたらいいか、わからない」と

方法を知らないことでした。

 

論理的な思考で文章を書くテクニック以前の問題で、

それまでの小中学生の頃に指導を受けてないことが

最大の原因でした。

 

一方、ある名古屋市の公立小学校の児童たちの作文を指導した際

幼い手がしっかりとした思考を文章で表して

論理的な作文を書いていたことに、驚嘆したことがあります。

 

英語圏で暮らす子供や、日本の一部地域の恵まれた子たちは

「読書感想文」のような、主観的な「思ったこと」を並べるのでない

「意見文」のような、客観的に「考えたこと」を順序立てて書く

その練習をしているから、出来るのです。

 

当塾が「作文」指導を重視する理由も、

小学生のうちから論理的に文章を書く練習する場を作る

その重要性を、実際の指導経験から理解しているからです。

 

小学生の頃から、文章で書いたり人前で話したりして

自己表現するトレーニングを積んでおけば・・・

(「トレーニング」といっても、楽しみながらの練習です)

 

将来、入試や入社の試験で「志望動機」が仮に出題された時、

制限時間内で、文章構成を考えた上で楽に書けます。

 

子どもの頃からの習慣として身に付いていれば

申し分ないですが、

ある程度年齢が上がってからであっても、

コツがありますので、すぐに書くことは可能です。

 

実際に、私が学習塾で小論文を指導した高校生が

志望校に見事合格、

その後、感謝の手紙をもらいました。

(「将来の幸福につながる、作文指導」にて実物公開)

 

なお、作文指導の際は

「ほめ言葉」と「ちょっとしたアドバイス」を

コメントとして、生徒さんにはお伝えしています。

 

「ほめ言葉」は長く具体的に、喜んでもらえるように。

一方、「ちょっとしたアドバイス」は短く端的に、

「どうしても直さないとおかしな表現」を修正するために

1,2カ所程度を目安に、気づかせる目的で指摘します。

 

あまりにも「アドバイス」ばかりのダメ出しが多いと、

書いた側はガッカリ・・・となりますよね。

 

生徒さんの性格も見極めてアドバイスしますが、

たくさん直す所を言われても一気に直らない現実もあり、

やる気を失くす指導はしたくない考えからも

「たくさん褒める」ことは意識して教えます。

 

自主性を尊重した、ほめ言葉の教育こそ

子供の才能を伸ばす原動力となる・・・

私自身の子どもの頃の、教育環境を振り返っても

「たくさんの褒め言葉」に支えられてきて、

親子の良い思い出として、子供心に残るからです。

 

塾で子どもが自ら考え、話したり書いたりしているうちに

家庭でもきっと何か変化が現れるでしょう。 

 

頭と手で自己表現が出来、行動できる子に成長してゆく

その姿を応援するのが、当塾の作文教育です。